これだけ貴重な筐体の数々を見ることが出来、感激した私は、
リフト乗り場の売店のおばさんに声を掛けに行った。
すると、おばさんは大変親切にいろいろゲームコーナーについて語ってくれた。
このゲームコーナーは、昭和44年(1969年)に、
このリフト乗り場と同時にオープン。
1980年前後はさぞ賑わっていたことだろう。
当時は、養老の滝にくる観光客も今よりずっと多かったらしい。
しかし、このゲームコーナーはだんだん寂れて行き、
今はただ静かに眠っているようだ。
全ての機械が現役で稼動していたのは、平成元年ぐらいまでだという。
今も、ここを訪れた人の中には、私のように
懐かしいゲームに喜ぶ人がいるようである。
中には3人で来て、頼んで筐体を貰い、
山の中を担いでいった人達もいたらしい。
おばさんに電源を入れていいかを聞くと、
どうぞどうぞとのこと。
そして、長い眠りから覚め、下の2台に電気がついた・・。
しかし、2台ともお金をいれても動かない・・。
残念である・・。
実に素晴らしいゲーム場・・。
私は、おばさんに御礼を言って、
この機械達が、どうか廃棄されたり荒らされたりしないことを願って
ゲームコーナーを後にした・・。
【特集】 岐阜県・養老の滝 リフト乗り場 ゲームコーナー
完
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