2013.5.8 Last Update
SLAKE(スレイク)
本名・藤井岳彦(ふじいたけひこ)。1969年7月13日生まれ。神奈川県横浜市出身。
10代前半でシンセサイザーの打ち込みやバンド活動を行う。
97年の春にはロンドンに2ヶ月滞在、帰国後に97年の12月にROARS RECORDからレコードデビュー。
DJとして活動後、99年頃に株式会社コナミに入社。
ゲーム「ビートマニア」シリーズのサウンドプロデューサーの1人として作曲・リミックス・ゲーム譜面をメインに制作。
コナミの音楽ゲームでは他にも「ポップンミュージック」「キーボードマニア」「ダンスマニアックス」に楽曲提供。
別名義として「SPARKER」「CALF」「DEPROGRAM MAN」「shinpei」「APPLE MAN」「JET GIRL SPIN」がある。
2004年にコナミを退社、napakickのNapalm氏と共に期間限定ユニット「MAGIC GANG」結成、コンピレーションアルバムをリリース。
その後、株式会社ミュージックエアポートに在籍。nouvo nude主宰のレーベル「FLASH CUBE」に参加、
nouvo nude、pinkpongなどのREMIX楽曲を提供。そして8年ぶりに自身のアルバム「THE INVISIBLE FORCE」をリリース。
FLASH CUBEのネット配信動画や各リリースパーティーにも出演し、そのDJプレイはオーディエンスを大いに沸かせた。
2012年末の同人イベント「コミックマーケット83」では過去アルバムのリメイク作「BEYOND THE DEAD FUTURE RE-EDIT」をリリース。
SLAKEのサウンドは、常に時代と共に進化し続ける。
作品紹介
全てのトラックにて音量を大きくしてヘッドホンで聴くと、より一層SLAKEワールドをお楽しみいただけます。
PAST
SLAKE 1st analog 12" Vinyl「PAST/ORIENTAL MECHANIST」、
SLAKE「BEYOND THE DEAD FUTURE」収録。
ドラムンベーストラッカーとしてデビューしたようなので、当然ドラムンベースになってます。
約5分、メロディーというものはほとんど存在せず、ただリズムの組み合わせで曲を形成しています。
1曲目からサイバーな雰囲気が出ていて良し。
ORIENTAL MECHANIST
SLAKE 1st analog 12" Vinyl「PAST/ORIENTAL MECHANIST」、
SLAKE「BEYOND THE DEAD FUTURE」収録。
こちらもドラムンベース。こちらの方がブレイクビーツが激しく、ドカスカ言っていて個人的に好きです。
中盤ではリズム隊が一気にはけて、シンセの音のみになったりと、聴く者を飽きさせない展開になってます。
「PAST」も含めて、アナログ盤のみのリリースだけあって完全なクラブミュージックといった感じ。
THE FADING OF THE LIGHT
SLAKE 2nd analog 12" Vinyl「THE FADING OF THE LIGHT/JUSTIFIND」、
SLAKE「BEYOND THE DEAD FUTURE」収録。
「ドン!」という重いキックから始まり、ザラついたスネアが駆け抜ける、荒々しくもスタイリッシュなドラムンベースです。
いつものバオバオシンセ(?)と工場にいるようなSEが雰囲気を盛り上げます。
JUSTIFIND
SLAKE 2nd analog 12" Vinyl「THE FADING OF THE LIGHT/JUSTIFIND」、
compilation album「FUTURE SOUL 002」、
SLAKE「BEYOND THE DEAD FUTURE」収録。
シンセの重低音が渋いドラムンベース。いつも通り激しいリズムトラックだったりするのですが、
彼の今までの曲の中では一番落ち着いた曲に聞こえます。ノイズ音が印象的。
RUSH
コンピレーションアルバム「MAGNETIC STORM2」CD版、
SLAKE「BEYOND THE DEAD FUTURE」収録。
聴く者を不安にさせるダークなドラムンベース。
リズムトラックは他の曲に比べエフェクトが抑えられていて、生のドラムに近いです。
3分過ぎから流れるオルガンのような和音で更に不安感を増していきます。
また、この曲で初めて声ネタが使われました。RUSH・・・
I AM A CLONE
コンピレーションアルバム「MAGNETIC STORM2」analog盤、
SLAKE「BEYOND THE DEAD FUTURE」収録。
いつものドラムンベース。
この曲の特徴は、途中どこかの曲の一部を加工したような音が使われているところです。
ピアノとサックスとトランペットの音が一瞬聞こえるので、雰囲気からいってジャズ系だと思うのですが・・・。
ASTROOXY REMIX
MELONMAN「PAST AGAINST IN THE FUTURE」、
SLAKE「BEYOND THE DEAD FUTURE」収録。
MELON MANの「ASTROOXY」のリミックス。原曲を聴けていないので、違いについては書けません。
ロックがメインなはずのメロンマンの曲をドラムンベースに。
声ネタで使っている声はASLETICS氏の声でしょうか?ベースラインが個人的に好き。
22DUNK
V.A.「beatmaniaIIDX Original Soundtracks」、
V.A.「beatmania 5thMIX ORIGINAL SOUNDTRACK」などに収録。
ビートマニアの楽曲初提供作品がこれと「GAMBOL」。
ビートマニアIIDXの公式サイトではドラムンベーストラッカーと紹介されてますが、この2曲はどちらもドラムンベースではありません。
ゲーム上のジャンルは「TECHNO」。この頃から既にリズムのとりずらいパターンを駆使していて、ゲームを意識していることが伺えます。
GAMBOL
V.A.「beatmaniaIIDX Original Soundtracks」収録。
ゲーム上のジャンルは「BIGBEAT」。
「ベースのゴムのような感触とボールが跳ねてるようなリズム」からGAMBOLという曲名にしたとのことですが、
個人的にはボウリングの球をイメージします。楽曲としてはなかなかハードな曲。
SODA
V.A.「beatmania 4thMIX Original Soundtracks」、
V.A.「beatmania GOTTAMIX Original Soundtracks」収録。
ゲーム上のジャンルは「DRUM'N'BASS」。
やっと氏の「十八番」であるドラムンベーストラック。
当時ドラムンベースをほとんど聞いたことが無かった私は「これがドラムンベースか?」と不思議に思った記憶がありますが、
今聞いてみると、ドラムンベースの要素は全て揃っているような気もします。中盤の「SODA」の音がいいですね。
ENDING
V.A.「beatmania 5thMIX ORIGINAL SOUNDTRACK」収録。
ビートマニア4thMIX、5thMIX、completeMIX2の3作品のエンディングに使用された楽曲。
ちなみに氏は他にもオープニング曲も担当してます。
この曲はフルートをフィーチャーした楽曲で、どことなく哀愁も漂います。
聴きどころとしては、キックドラムに強弱を使い分けているところでしょう。気がつくのにかなり時間がかかりましたが(笑)。
CYCLE
V.A.「beatmania 5thMIX ORIGINAL SOUNDTRACK」収録。
ゲーム上のジャンルは「MINIMAL」。
ミニマルとは言うものの、展開は早いです(ゲーム用の曲なのでそこを突っ込んでいいものかどうか)。
中盤の不規則キックドラムは圧巻。どこか狂気を思わせるところもこの楽曲の良いところです。
DENIM
V.A.「beatmania 5thMIX ORIGINAL SOUNDTRACK」収録。
ゲーム上のジャンルは「TECHNO」。
ゲームでは高得点を取ったプレイヤーのみに挑戦権が得られる「隠し曲」として存在していました。
そしてリズムが取りづらく、難易度は高めに設定されていました。
当時はさほど注目されない曲でしたが、じわじわと人気が集まり、現在でも多くの支持を得ています。
「SLAKEといえばこの曲」と言われることも多いですね。聞けば聞く程この曲の奥深さが分かるはずです。
HIGHER
V.A.「beatmania 5thMIX ORIGINAL SOUNDTRACK」収録。
ゲーム上のジャンルは「LATINIRES BEATS」。
氏はこの曲を「JAZZY BREAKBEATS」と紹介しています。
実際聞いてみると、ジャズを意識したベースにソウルフルなボーカルが目立ちますが、そこにリズムパターンを主張することで
独自の音楽性を創り出しています。更に中盤ではボサノバのようなギターが出てきたりして、SLAKEらしさ満載。
SPARKER
V.A.「beatmania ClubMIX Original Sound Track」収録。
ゲーム上のジャンルは「MINIMAL」。
彼が別名義で使っている「SPARKER」との関係は不明(因みにこの曲が発表された後からSPARKER名義が使われています)。
MINIMALならではの繰り返しに少しずつ展開を加えていくことでゲーム的にも飽きが来ないように作られています。
サントラ版とゲーム版では楽曲の構成が少し違っています。
THE 24TH D
V.A.「KEYBOARDMANIA Original Soundtracks」収録。
ゲーム上のジャンルは「GOA TRANCE」。
(恐らく)彼の初TRANCE作品です。そして「ゲームデータを重視した名義」であるSPARKER名義を初めて使用した曲。
個人的には中盤のスネアのリズムが少しずつ早くなっていくところが気に入ってます。
GAME
V.A.「beatmania ClubMIX Original Sound Track」収録。
ドラムンベースのようなブレイクビーツに乗せてノイズのような音が流れていきます。
この曲も多少ゲーム版とサントラ版で主旋律などの音が違います。
ゲームのアナザーバージョンでは最後にゲームを思いっきり意識したおまけアリ(笑)。
Motion
V.A.「KEYBOARDMANIA 2ndMIX+ consumer 1 new songs」収録。
SPARKER名義の曲です。テクノにティンパニーの音が新鮮。
キーボードマニアの曲の中でも一際サイバーでした。
I'M FOR REAL
V.A.「beatmaniaIIDX 4thstyle Original Soundtracks」収録。
ゲーム上のジャンルは「2STEP」。
当時人気だった2STEPをいち早くゲームに取り入れた楽曲。作詞とボーカルはJP Miles氏。
中盤のコード進行を無視したようなシンセや、2回目サビ手前の「びよ〜ん」が聴きどころ(笑)。
難易度が低めなので、ビーマニ初心者の方は頑張って練習してクリアして欲しいです。
2 gorgeous 4U(EMULATE MIX)
V.A.「beatmania CORE REMIX Original Soundtrack」収録。
ゲーム上のジャンルは「BREAK BEATS」。
「beatmania CORE REMIX」は「beatmania 2ndMIX」の曲のリミックスがメインコンセプトなのですが、氏は4曲のリミックスを担当。
これはprophet-31の「2 gorgeous 4U」を昇華させたような曲。ヴォコーダーを使って無機質な感じを出しています。
Acid Bomb(LATINIZE MIX)
V.A.「beatmania CORE REMIX Original Soundtrack」収録。
ゲーム上のジャンルは「LATIN HOUSE」。
DJ FXの「Acid Bomb」をラテン風にリミックス。
ミニマルラテンという言葉が似合う、一定の展開に少しずつ音が増えていく、所謂「足し算の音楽」です。
ゲームでもいろんなパートを奏でることが出来て楽しいです。
greed eater(DEAL WITH IT MIX)
V.A.「beatmania CORE REMIX Original Soundtrack」収録。
ゲーム上のジャンルは「BREAK BEATS」。
The Dust Fathersの「greed eater」をリミックス。原曲はデジロックっぽかったですが、
この楽曲は疾走感あふれるブレイクビーツトラックに仕上がってます。
ラッパーはR.C.氏。彼のラップも含めて最高にカッコイイ曲。かなりオススメです。CDを爆音で聞くべし。
OVERDOSER(FLOTAGE MIX)
V.A.「beatmania CORE REMIX Original Soundtrack」収録。
ゲーム上のジャンルは「TECHNO」。
氏の曲にしては珍しい、4分打ちキックが続く正統派テクノ。
原曲にもあった、ヴォコーダーボイスの「OVER DOSE」が素敵です。
ゲームのアナザーバージョンではOVER DOSEボイスの後におまけアリ。
FUNKY MODELLING
V.A.「DanceManiax 2ndMIX Original Soundtrack」収録。
SPARKER名義のダンスマニアックス唯一の藤井曲です。
ギターのリフを何度も繰り返し使って、その上にシンセを重ねた、ビッグビート風の曲です。
常々思いますが、SLAKE氏はボイスの使い方が非常に上手いと思います。この曲然り。
Sunlight
V.A.「pop'n music 6 original soundtrack」収録。
ゲーム上のジャンルは「ポップビーツ」。
ポップンミュージックで突然登場したshinpei氏。絶対SLAKEだよこれー。
ポップな感じを出そうと頑張っていますが、リズム隊はいつも通り最強。カッコイイです。
イントロはハエがその辺を飛んでいるみたいな音が(笑)。
(06/3/27追記)
本人に自白していただきました。 「なんで分かるの?」音でバレバレですよ。
FUNKY MODELLING(EDIT)
V.A.「beatmania 6thMIX Original Soundtrack」収録。
ゲーム上のジャンルは「BREAK BEATS」。
「FUNKY MODELLING」を6thMIX用に再編集したものです。
この曲はゲーム版とサントラ版の違いが大きいです(特にロングVer.)。
サントラ版は本当に聴くために作られてます。ゲーム版はゲーム音源にしかない音を楽しんでみましょう。
LAUGHIN
V.A.「beatmania 6thMIX Original Soundtrack」収録。
ゲーム上のジャンルは「ELECTRICAL BEATS」。
不規則ブレイクビーツに加え、中盤は非常にリズムのとりづらいストリングスが。
最後はリズムトラックが最高の盛り上がりを見せます。ゲームでは非常に難しいものがありますが(笑)。
CALDERA
V.A.「beatmania 7thMIX Original Soundtrack」収録。
ゲーム上のジャンルは「HARDCORE BREAKBEATS」。
CALF名義での初楽曲。今までの路線とは大きく違った激しい曲(BPM過去最高?)。
全体的に不思議なボイスが出てきて、「イカレっぷり」が出てます。
REFERENCE
V.A.「beatmania 7thMIX Original Soundtrack」収録。
ゲーム上のジャンルは「TRANCE」。
明るめのトランス。不規則リズムが得意のSLAKE氏ですが、この曲はトランスということで、とっても普通に聞こえます(笑)。
浸るならロングバージョンで。
WATERING
V.A.「beatmania 7thMIX Original Soundtrack」収録。
ゲーム上のジャンルは「TECHNO」。
お気に入りの1曲。タイトル通り、水の中を潜っている感じがします。
限られた制限時間の中、出来る限りミニマルらしさを出しているような気がしました。ロングバージョンを強く希望。
WHAT'S NEXT?
V.A.「beatmania 7thMIX Original Soundtrack」収録。
ゲーム上のジャンルは「NU JAZZ」。
「I'M FOR REAL」の流れを汲んでいるような気がする渋さがあります。私はこの雰囲気が大好きです。
ボーカルはDAINA NORMAN氏。歌というよりはセリフとラップですね。最高にカッコイイです。
CLOUDY MUSIC
V.A.「beatmania 7thstyle Original Soundtrack」収録。
ゲーム上のジャンルは「DRUM'N'BASS」。
久々のドラムンベーストラック。ボーカルは不明ですが、このボーカルがいい味出してます。
ブレイクから突然始まる展開が素敵です。ブレイクビーツが秀逸なのは既に当然という感じです。
7thstyle稼動時はこの曲ばかり遊んでいました。
CAT MAN
V.A.「beatmania THE FINAL Original Soundtrack」収録。
ゲーム上のジャンルは「CYBER PUNK」。
CALF名義の第2弾。これまた今までにない路線。ロックンロールっぽいコード進行です。
ポップな気すらしてしまうノリノリロック。
蝶の羽
V.A.「beatmania THE FINALOriginal Soundtrack」収録。
ゲーム上のジャンルは「BROKEN BEATS」。
ボーカルはANCTEA氏。「WHAT'S NEXT?」のシリーズという感じがします。
BROKEN BEATSという言葉はこの曲で初めて知ったのですが、
不規則リズムを多用するSLAKE氏にはピッタリなジャンルと言えます。
ロングミックスではイントロのピアノ、ラストの雨音バックに歌うANCTEAさんが聴き所です。
8th style ending
V.A.「beatmania 8thstyle Original Soundtrack」収録。
5鍵が最終章を迎え、氏がIIDXシリーズのサウンドプロデューサーの1人となりました。
エンディングであるこの曲は、良い意味で個性を出さない、一般的なテクノになっています。
FLUTE MAN
V.A.「beatmania 8thstyle Original Soundtrack」収録。
ゲーム上のジャンルは「DEEP HOUSE」。
その名の通り、フルートに拘った曲。スティールドラムのような音が少しずつ細かく刻まれるのが楽しいです。
後半のフルートソロは必聴。
MUSIC TO YOUR HEAD
V.A.「beatmania 8thstyle Original Soundtrack」収録。
ゲーム上のジャンルは「TECHNO」。
SLAKEによるスタンダードテクノ。シンセのリフがとにかく聴いていて心地良いです。
ロングミックスである「ANOTHER DAY REMIX」が特にお気に入りです。もうちょっと長くてもいいと思いましたが。
Betty Boo remix
V.A.「V-レアサウンドトラック3」収録。
ゲームには全く収録されないVレアサウンドトラックのリミックスを担当することになり、氏が好き勝手できたのだろうと推測します。
SENAX氏の「Betty Boo」をSLAKE風にリミックス。
中盤、「ジャーン」と終わったかと思ったら何度も「ジャーン」が流れ、
それが細かく繰り返されて元の展開に戻るところはリミキサー自身が楽しんでいるところを想像できます。
カモミールバスルームREMIX (AWA AWA MIX)
V.A.「V-レアサウンドトラック4」収録。
ポップンミュージックでも人気の高い「カモミール・バスルーム」をSLAKE氏がリミックス。
AWA AWA MIXの名の通り、泡が弾けているようなSEを使ってバスルームにいる錯覚を起こさせる世界を作り出しています。
しかしリズムトラックはいつもの通り、激しいです。後半の音とび〜ノイズのような音だけになるところはお気に入りです。
原曲ファンはどう思っているか知りませんが。
I really love you so
CD未収録。
ゲーム上のジャンルは「ジャズドラムンベース」。
アーケードゲーム「ee'MALL」収録曲。ee'MALLシリーズでこの曲を購入すればポップン9・10でもプレイ可能です。
ポップンとは思えない程、渋い曲になっています。ポップンでプレイできる曲ではSLAKE名義は初楽曲になります。
この曲の特徴になっているのが、エレキギターをメインに押し出しているところです。氏の曲では非常に貴重です。
ジャズのピアノコードにハードなブレイクビーツ、MIKA氏のボーカルに早弾きギター。
全てが噛み合ってないようで、うまくまとまっているんです。そこがSLAKE氏の技量の高さなんですね。
今日は今日でえがったなゃ
V.A.「pop'n music 9 AC CS pop'n music 7」収録。
shinpei名義で「とどのすけ とめたろう」氏(正体は氏とも縁のある、あのMCです)をフィーチャーしたカントリーテクノ。
とめたろう氏の方言なまりのラップが印象的です。これがSLAKE氏の曲!?と思う方もいらっしゃるかも知れませんが、
バックトラックだけを聴いていると、どう考えても氏の作品ですね。林檎と蜂蜜(美味しさ倍増MIX)
V.A.「pop'n music9 AC CS pop'n music 7」収録。
覆面アーティストでしたが、4分打ちキックの音、リミックス構成など、SLAKE臭たっぷり(笑)。
原曲に比べ、ダンサブルな曲に仕上がっております。
ADVANCE
V.A.「beatmania 9thstyle Original Soundtrack」収録。
ゲーム上のジャンルは「ELECTRONICA」。
9thstyleではSLAKE曲が4曲。嬉しい限りです。
この曲は、氏の曲としては少し遅めのテンポで、重いビートを刻んでいます。
遅いといっても、「GAMBOL」よりはかなりサイバーです。
展開が目まぐるしく変わる曲で、最初と最後の雰囲気は大きく違います。後半のノイズは衝撃的でした。
BREEDING
V.A.「beatmania 9thstyle Original Soundtrack」収録。
ゲーム上のジャンルは「TECHNO」。
オリエンタルな雰囲気が漂うテクノです。
そのせいか「MUSIC TO YOUR HEAD」よりは多少明るい感じに仕上がっています。
premium party mixでは少しテンポアップ、踊り易い仕様になってます。
BRIGHTNESS DARKNESS
V.A.「beatmania 9thstyle Original Soundtrack」収録。
ゲーム上のジャンルは「ROCOCO TEK」。
ゲームでもそこそこ人気が高かった曲。SPARKER名義です。
悲しげなメロディーがウケたのかも知れませんね。聴き所はやはり「BRIGHTNESS, DARKNESS...」のボイスでしょう。
LOVE IS DROWING
V.A.「beatmania 9thstyle Original Soundtrack」収録。
ゲーム上のジャンルは「FORKTRONICA」。
これぞ、噛めば噛むほど味の出るスルメ曲。
最初は正直「?」でしたが、サントラで聴いているうちに良さが分かってきて、今では9thstyleで最も好きな曲になりました。
「蝶の羽」のようなブロークンビーツな感じです。うーむ、神秘的だ・・・。
SUMMER TIME
V.A.「pop'n music10 AC CS pop'n music 8」収録。
ゲーム上のジャンルは「カリビアンビーツ」。
shinpei名義の、南国の休日といった雰囲気たっぷりの楽しげな曲。
リズムトラックはやはり細かく構成されています。
Boundary
V.A.「beatmaniaIIDX 10thstyle Original Soundtrack」収録。
ゲーム上のジャンルは「ROCOCO TEK」。
「BRIGHTNESS DARKNESS」と同じジャンルに統一していたり、同じ音源を使用していたりと、続編的意識が見られます。
「BRIGHTNESS〜」よりハイテンポで、勢いがあると思います(特にラストの連続バスドラなど)。ゲーム的に叩き心地はバッチリです。
CHOO CHOO Train(dnb mix)
V.A.「beatmaniaIIDX 10thstyle Original Soundtrack」収録。
ゲーム上のジャンルは「J-REVIVAL」。
1992年頃に大ヒットした、ZOOの「Choo Choo Train」のリミックスバージョン。
SLAKE氏らしく、バリバリのドラムンベースになってます。
ボーカルは「I really love you so」でセクシーな歌声を披露したMIKA氏。ハードなトラックとしなやかな歌声が楽しめます。
LIMITED
V.A.「beatmaniaIIDX 10thstyle Original Soundtrack」収録。
ゲーム上のジャンルは「TECHNO」。
冒頭のメロディーが素敵です。しかも難しいリズムで。
いつものテクノなんですが、途中からラップに乗せてアコギ?のような音が入り、ムーディーな雰囲気に。
すると次は女性の声をぶつ切りにした素材を散りばめたテクノ調に戻ります。氏にしては展開の多い曲だと思います。
また、後半のピアノは「蝶の羽(long mix)」のものを使っていたり、
「Ready To Rockit Blues」の「デデッ」が「デデッデッッデ」になっていたり(笑)と、今までの総集編的楽曲にも聴こえますね。
因みに女性ラップはN.M.R.(NAOKI)氏の「LET THEM MOVE」と同じものだったりします。何かのサンプリングCDからの引用でしょうか。
Ready to Rockit Blues
V.A.「beatmaniaIIDX 10thstyle Original Soundtrack」収録。
ゲーム上のジャンルは「NU-JAZZ」。
4分打ちリズムに乗せて、機械音のような音と男の声が合間に入ります。個人的に電子音「デデッ」がお気に入りです。
終盤まで目立った展開が無いのが驚き。クライマックスの哀愁漂う展開は必聴。
同アルバムに収録されている「meaness mix」は2倍以上の長さになり、細かいところまでたっぷり楽しめます。
Back Into The Light 〜A DAY IN THE LIGHT Mix〜
V.A.「beatmania IIDX REMIX for 10th Success Anniversary」収録。
Sota Fujimori氏の「Back Into The Light」のリミックス版。
原曲が2STEPとTRANCEを足して2で割ったような内容であったのに対し、氏の手によってテクノ一色に染まっております。
イントロはSLAKEお得意のノイズの中からスタート。加工されたボーカルにのせて軽快なリズムで曲が進んでいきます。
基本は4分打ちのリズムなんですが、1拍目のキックを抜いてアクセントをつけているところがお気に入りです。
聴いてるとホントに体が動くんですよね。ノリノリになれる1曲。
雨上がりの夜空に MORE ROCKERS from jupiter mix
V.A.「mashed potatoes」収録。
RCサクセションの「雨上がりの夜空に」のリミックス版。BLOCKS
V.A.「beatmania IIDX 11 IIDX RED Original Soundtrack」収録。
ゲームでのジャンルは「TRANCE」。
「REFERENCE」以来のトランス楽曲です。 音色の使い方にSPARKERらしさが感じられます。
中盤で一度落ち着いて、そこから一気にテンションが上がるというトランスの流れに沿って展開していきます。
ラストの動き回るピアノが今までに無い斬新な感じです。
BREATH
V.A.「beatmania IIDX 11 IIDX RED Original Soundtrack」収録。
ゲームでのジャンルは「ROCOCO TEK」。
ROCOCO TEKシリーズ第3弾(完結編?)。本人もおっしゃっていますが、前2作に比べてクラシック色の強い楽曲になっています。
シンセの音をメインに使用しつつも流れる旋律はクラシカル。ストリングスなどが不安感を煽ります。
TEXTURE
V.A.「beatmania IIDX 11 IIDX RED Original Soundtrack」収録。
ゲームでのジャンルは「DEATH DISCO」。
エレクトロニカ色の強いハウストラック。暗い曲調で怪しげな雰囲気が出てます。でもリズムはスウィング気味。
隠れ家的なクラブをイメージさせます(?)。 中盤とラストのダークなシンセがお気に入り。Luv 2 Feel Your Body (Decoration Mix)
V.A.「V-RARE SOUNDTRACK 8」収録。
Shoichiro Hirata氏の「Luv 2 Feel Your Body」のリミックスバージョン。
原曲を重視しつつも、リズムトラックはペコポコしてます。サンプリングネタを遅回ししたりして遊びまくってます。
後半(5分過ぎから)では4つ打ちのハウストラックに変身。原曲が2STEPだったのでこれは新鮮です。尺からしてみても、フロア向けトラック。
BRIGHTNESS DARKNESS (WITHLIGHT MIX)
V.A.「V-RARE SOUNDTRACK 10」収録。
「BRIGHTNESS DARKNESS」のフルバージョンといっていいミックスです。
ゲームサイズという規則から放たれてゆったりした展開になってます。
2:43から比較的静かな部分があったり、3:02あたりからディレイを効果的に使ったりするところはお見事。lower world (FIND A WAY MIX)
V.A.「V-RARE SOUNDTRACK 10」収録。
D.J.SETUP氏の「lower world」のリミックスバージョン。
テクノだった原曲とは大きく違い、エレクトロニカっぽいミックスに仕上がっています。
この、薄暗く光が見えない、なんとも言えない曲調こそ「SLAKE」サウンドなのかも知れません。GREEN EYES
V.A.「beatmaniaIIDX 12 HAPPY SKY ORIGINAL SOUNDTRACK」収録。
ゲーム上のジャンルは「BROKEN TEK」。
メロディがあるのか無いのか。ブレイクビーツは不規則。
ベースが無いためかコード感すら分からなくなってくる構成、
しかしながら聴く者を揺さぶるものがあります。個人的に非常に気に入っております。SCREAM SQUAD
V.A.「beatmaniaIIDX 12 HAPPY SKY ORIGINAL SOUNDTRACK」収録。
ゲーム上のジャンル表記は「BREAKCORE」。
久々のCALF名義。90年代後期のドラムンベースのようなブレイクビーツネタをアクセントにしながら
高速で進んでいく狂気溢れる楽曲です。しかし中盤は幻想的な展開へ進んだり。その後のブレイクが好きです。チェケ!
意図的に少し遅れたリズムが気持ち良いですね。
ゲーム上では隠しトラックで、出現時に暗雲立ち込める演出がなされていましたが、まさにその雰囲気がピッタリです。MARS WAR 3
V.A.「pop'n music13 カーニバル AC CS pop'n music 11」収録。
MINT
「beatmaniaIIDX 13 DistorteD original soundtrack」収録。
REPLAY
「beatmania IIDX CS Collection〜GOLD,DJ TROOPERS,EMPRESS〜」収録。
大見解の新見解
「pop'n music 16 PARTY♪ original soundtrack」収録。
HYPER BOUNDARY GATE -SLOW FLOW MIX-
L.E.D. 1st Album 「電人K」収録。
Rise'n Beauty -ELECTRO MIX-
Sota Fujimori 1st Album 「SYNTHESIZED」収録。
SEQUENCE CAT
「beatmania IIDX CS Collection〜GOLD,DJ TROOPERS,EMPRESS〜」収録。
天空脳番長危機十六連打 -十六連打無版-
dj TAKA 1st Album 「milestone -Re Edition-」収録。
Film
kors k Album 「Ways For Liberation」収録。
コードネイムはLady-X (ニューレディーX&ベストヒット80's MEGA-MIX)
TVアニメ 狂乱家族日記エンディング主題歌CD「コードネイムはLady-X」収録。
find out (SLAKE Remix)
nouvo nude 1st Album 「FLASH CUBE」収録。
nine seconds (SLAKE Remix)
nouvo nude 1st Album 「FLASH CUBE」収録。
super highway (SLAKE Remix)
nouvo nude 1st Album 「FLASH CUBE」収録。
wild I/O (SLAKE Remix)
nouvo nude 1st Album 「FLASH CUBE」収録。
スキスキスキ (SLAKE REMIX)
テクプリ 1st Album 「EARLY BEST」収録。
Appetizer
Album 「THE INVISIBLE FORCE」収録。
Keep It Real
Album 「THE INVISIBLE FORCE」収録。
TV Reporter
Album 「THE INVISIBLE FORCE」収録。
Reality Used Up
Album 「THE INVISIBLE FORCE」収録。
Devil's Funny Dance
Album 「THE INVISIBLE FORCE」収録。
You Can Cry
Album 「THE INVISIBLE FORCE」収録。
The Invisible Force
Album 「THE INVISIBLE FORCE」収録。
You Can Cry
Album 「THE INVISIBLE FORCE」収録。
I Don't Know How To Fly
Album 「THE INVISIBLE FORCE」収録。
Piano To Your Head
Album 「THE INVISIBLE FORCE」収録。
Slow Dance
Album 「THE INVISIBLE FORCE」収録。
魔法的新定義 electro mix
「pop'n music 20 fantasia original soundtrack」収録。
Born Slippy
V.A. 「BEST OF ELECTRO STEP」収録。
Good Luck
V.A. 「BEST OF ELECTRO STEP」収録。
Saturday Night Future (SLAKE Remix)
pinkpong 1st Album 「PINK POPS」収録。
Castle feat. Shinobi (The Mc) / SLAKE Remix
nouvo nude 2nd Album 「NEW WORLD」収録。
THE FADING OF THE LIGHT
Album 「BEYOND THE DEAD FUTURE RE-EDIT」収録。
I AM A CLONE
Album 「BEYOND THE DEAD FUTURE RE-EDIT」収録。
JUSTIFIND
Album 「BEYOND THE DEAD FUTURE RE-EDIT」収録。
ORIENTAL MECHANIST
Album 「BEYOND THE DEAD FUTURE RE-EDIT」収録。
PAST
Album 「BEYOND THE DEAD FUTURE RE-EDIT」収録。
RUSH
Album 「BEYOND THE DEAD FUTURE RE-EDIT」収録。
SNOW FLAKE
Album 「BEYOND THE DEAD FUTURE RE-EDIT」収録。
Last Burning (SLAKE Remix)
Dirty Androids 1st Album 「Wanderlust」収録。
関連リンクBEYOND THE DEAD FUTURE RE-EDIT リリース記念特設サイト
同人サークル「デニムしすぎ?」によるSLAKEインタビュー記事が見られます。
今(2013年)だからこそ語れる? 最もSLAKEについて知ることのできる貴重なインタビューです。
ページ最下部にはMetaphone氏による「BTDF RE-EDIT」ライナーノーツもpdfファイルで公開中。
MAGIC GANG
SLAKE氏とNapalm氏のプロジェクト「MAGIC GANG」のオフィシャルサイトです。
通販アイテムはここでしか入手できないものばかりです。ファンメールなどもこちらで。
(期間限定サイトのため、現在はアクセスできません)
beatmania_terminal
5鍵盤ビートマニアシリーズの公式総合サイトです。4thMIX以降に氏のコメントがあります。
beatmaniaIIDX GATEWAY
7鍵盤ビートマニアシリーズの公式総合サイトです。7thstyle以降に氏のコメント有。
beatmaniaIII GATEWAY
beatmaniaIIIシリーズの公式総合サイトです。CORE REMIX以降に氏のコメント有。
(2013年2月3日頃、bmIII関連の公式サイトは全て閉鎖、現在は閲覧できません。)
KONAMI Infomercial Channel バックナンバー 2003年9月
「ビートマニア IIDX シークレットライブ開催(2003年9月13日)」の映像で非常に貴重な「動くSLAKE」が見られます。(要Real Player)
ビーマニ界のドラムンベース野郎=SLAKE
巨大掲示板群「2ちゃんねる」のSLAKE専門スレッドの過去ログです。貴重な情報多し。
【MUSIC TO】 藤井岳彦をサイバーに語るスレ 【YOUR HEAD】
「ビートサロン」のSLAKE専門スレッド第2弾。こちらは現在書き込み可能。
参考文献
「FUTURE SOUL 002」ライナーノーツ
「beatmania」「pop'n music」「KEYBOARD MANIA」「Dance ManiaX」各公式ホームページ
「月刊アルカディア」2004年1月号(No.044)BEAT RAIZING IIDX Interview with Mr.T & SLAKE
ビートメニアへ戻る
TOPへ戻る