AMショー 出展作品寸評
タイトル 点数 コメント
頭文字D Ver.2
(セガ)
95点 赤城、いろは坂の追加、車種、キャラ、曲の追加など盛り沢山のバージョンアップ。
レインコンディションの追加で、既存のコースも新たな気分で攻められる。
乱入対戦も可能になり、さらに熱くなれること間違いなし!
追加曲
NIGHT OF FIRE .STATION TO STATION. KILLING MY LOVE .RUNNING IN THE 90´S
ROCK ME TO THE TOPの5曲。+旧曲6曲+NO BGMの計12曲です。
年末〜年明けに発売の予定。
ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド3
(セガ)
80点 ガンがショットガンに変更。女性にはちょっと持ちづらいか。画面の雰囲気が
ゾンビリベンジに似ている気がした。小型筐体版も出るのかなぁ…?
システムには新基盤『Chihiro』を使用。
セガ四人打ち麻雀MJ
(セガ)
75点 ダービーオーナーズクラブで『余った』筐体を流用した感は否めない。
コナミの麻雀格闘倶楽部の後発だけに、正統派すぎる仕様はちとキツイか。
カプコンファイティングオールスターズ
(カプコン)
60点 うわ、やっちまったよカプコン!これが第一印象。(涙)とにかく動きが2世代前です。
北千里さんを起用したキャラデザインはナイスだと思うのですが、ゲームがヤバすぎ。
ストEXはおろか、ジャスティスにも届かないかと…。ファイナルファイトリベンジ
リベンジ(笑)くらい。KO後に究極神拳あるのは笑ったけど…。
あ、未発表のキャラにジャスティスのバツと、ポイズンがいました。(笑)
ワールドコンバット
(コナミ)
75点 昔デパートの屋上にあったクレー射撃のゲームを思い出しました。銃でかすぎ…。
4人同時プレイはいいんですが、これだけの筐体を置けるゲーセンがなかなか…。
ドッグステーション デラックス
(コナミ)
78点 イヌターネットはじめました。という不明なサブタイトル。どうやらネットを介して
プレイヤー同士が交流を図り、メールのやり取りや犬の交配などもできるらしい。
犬は前作の8種類から一気に20種類までアップ。ただ、ネットにそれほど意味は感じられない。
ビートマニア2DX 8thstyle
(コナミ)
88点 非常に評価のつけにくいゲーム。変わらないことを安定と取るか、マンネリと取るか…。
曲を演奏する、ただそれだけにこだわったとして私の評価は前者。ただし難易度が
上がりすぎの感は否めない。今回は作曲にY&CO.をむかえ、ユーロ系がパワーアップ。
バトルギア3
(タイトー)
85点 画面の雰囲気はゲームっぽい頭文字Dに対し、シミュレータっぽいバトギ。
なんとなくグランツーリスモを思わせるカンジ。筐体内ランキングで自分の1つ上
と戦えるなど面白そうな要素は多いが、個人的に気になったのは車のドレスアップを
するNESYS(ネットね)が有料な点。基本モードがタイムアタックなのも減点。
操作感覚は個人的には違和感ありまくりでした。なんかステアリングに
バネ入ってるみたいな抵抗が…。壁に当たると減速じゃなくて止まっちゃうのもイマイチ…。
宇宙大作戦チョコベーダー
(ナムコ)
80点 コンビニでも売られていたチョコベーダーをモチーフとしたミニゲーム集。
なんで宇宙人なのかは不明ながら、レバーをまわしまくれ!とか地球人を撃て!とか
そんなカンジ。ミニゲームのセンスはナムコだけに大安定です。
ドラゴンクロニクル
(ナムコ)
85点 龍を育てて戦う、マルチステーションタイプのゲーム。操作は全てタッチパネルで
おこない、チュートリアルをかねたストーリーモードの後、対人戦に入る。
戦闘はコマンド選択式で、数々のコマンドにいわゆる『すくみ』があり、
ジャンケンのようなバトルが続く。ドラゴンを成長させることでコマンドが増えるといった具合。
グラフィックは派手だが、内容がちょっと地味かも?これからの成長に期待。
KOF2002
(サンアミューズメント/プレイモア)
85点 従来の3対3方式に戻ったのは個人的には歓迎。純粋に対戦を楽しめる。
声に取りなおしや追加物が多く、特に裏京(94)などは別人格になっていた。
点数表示のフォントが弱い、チームメンバー名の表記が大きすぎるなど細かい点で不満あり。
10月10日発売。
あずまんが大王 パズルボブル
(タイトー)
?点 バブルンとボブルンがあずまんがのキャラに!…もしかしてそれだけなのかっ!?(笑)


●全体的に見て。
カプコンが出展するという事で盛り上がりを期待したが、カプコンファイティングオールスターズのデキに皆ビックリしたはず。(泣笑)
これが盛り上がって、『格闘ゲームもまだいける!』ってな事になっていれば会場のテンションももっと上がったはずなんですが…。
あと、秋から冬にかけてリリースが予定されているにもかかわらず、出展が見送られた作品が多かったのも残念な要素。
磁気カードの使用や、筐体内スピーカの強化などが噂されるポップン9、ナムコのアフレコ!や太鼓の達人4など…。
一時期かなりの量が出展されていたプリクラ系が少なくなったのも、会場を地味にしている要因の1つでしょうか。
ビデオゲーム不作の昨今、大型筐体やエンターテインメント系のタイトルが牽引していくべきだと思うのですが。
ただ、大型筐体もネタ切れの感が強くなってきましたかね。難しいトコです…。

そんな中、今回の見所は『頭文字D対バトルギア』のレースゲーム対決だったと言えるでしょう。
頭文字Dはレースゲームとしては近年まれに見る大ヒット作で、私も個人的にやりこんでいます。
レースとユーロビートの組み合わせは相性抜群で、プレイしていて気分が良いです。
今回乱入対戦がついたことで、さらに人気は加速するでしょう。今年の冬はこれでキマリです。
基本的な画面構成が変わらない頭文字Dに対して、バトルギアの映像は前作から大きくパワーアップしています。
『鍵』を使ったNESYSも好評のようですが、鍵が500円という点、さらに寸評の方でも触れましたが
『基本的にタイムアタックをするゲーム』という点でやや難アリかなと思っています。


アミューズメントジャーナル調べ 本日の会場アンケートTOP10

01位 頭文字D Ver.2(セガ)
02位 ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド3(セガ)
03位 バトルギア3(タイトー)
04位 セガ四人打ち麻雀 MJ(セガ)
05位 ドラゴンクロニクル(ナムコ)
06位 KOF2002(サンアミューズメント/プレイモア)
07位 カプコンファイティングオールスターズ(カプコン)
08位 ビートマニア2DX 8thstyle(コナミ)
09位 ワールドコンバット(コナミ)
10位 麻雀格闘倶楽部 オンラインVer.(コナミ)